天国が待っている

世界規模の不況により、自動車産業はサバイバル戦となりそうな状況となってきた。日本のハナシは生々し過ぎるのでコチラにおいといて、例えば一時は日本に追いつけ追い越せのイキオイだった韓国の自動車メーカーが激しく失速している。格付け会社によれば、現代&起亜自動車を近々いわゆるジャンク債(投資不適格)に落とさざるを得ない状況だという。

なるほどウォン安は有利な材料ながら、韓国車と価格的に競合するアメリカ車も大値引きを行っている上、販売の低迷で思ったような利益が上がらない。一方、日
本などから購入しているパーツの代金はウォン安により急増。ここにきてリースバック(リースしていたクルマを買い戻す)も負担になってきたそうな。現在の状況が長引けば、銀行の資金引き上げなども出てくるだろう。

ヨーロッパのメーカーだって安泰じゃない。どこも工場を休止&廃止するなど、縮小均衡策に出ている。おそらく世界自動車生産能力にして20%以上少なくなると思う。この状況が数年続くと、3分の1くらいのメーカーはやっていけなくなるハズ。逆に生き残ったメーカーにとっちゃ不況の後に天国が待ってます。

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2 Responses to “天国が待っている”

  1. 匿名 より:

    やはりビッグ3を無傷で済ませてはならないと思います。業界で負の遺産を抱えているのはデトロイトのみです。自動車産業の全体に影響が及びつつある今、米新政権には断固たる措置を期待します。

  2. 匿名 より:

    韓国メーカーは日本メーカーの協力や供与に対して恩を仇で返して来たから、この際は何も助けてはならないです!
    韓国の実態は先進国なのにODAを払いたくないだけで今の立場に甘んじています。
    そんな国は助ける必要は無いし、自力で何とかするべきです。
    縮小均衡してもらうか日本のためにはいっそのこと無くなったほうがいいですね。

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