メルセデス、韓国で「燃える電池」を積んでるのに対策しなかったということで訴えられる!

韓国でファラシスエナジーの電池を使うメルセデスEQEが燃えた件、その後、アメリカでも同じようにEQEは炎上している。本来ならリコールすべきところ、そのまんま放置しているということで韓国のEQEユーザー24人がメルセデス本社と、韓国メルセデス、販売店を訴えた。ちなみに韓国ではCATLの電池を使っていると説明されていたそうな。電気自動車の自然発火、いろんな意味で問題だ。

写真/マンション管理組合

というか普通、燃える可能性あるなら韓国のユーザーが訴えた通りリコールの対象である。家のガレージやマンションの地下駐車場に止めているクルマの自然発火は、オーナーだけでなく他の人も巻き込む。本内なら燃えた原因を突き止め、対策しなければならない。生産ロットによるものなら、少なくてもその分だけでも良品にしなければならないと思う。遠からずアメリカでも訴訟騒ぎになるかもしれません。

日本はどうか? 酷い事に使っている電池のメーカーすら公表していない。もっといえば、ファラシスエナジーの電池を使っているのはEQEだけに限らない可能性大。日本でメルセデスの電気自動車が燃えたなら、人災だしメルセデスの日本支社の対応に問題あるということ。それに対しオーナーが文句言ってるという話は聞かない。となればオーナーだけ被害を受けるのなら仕方ないと思う。

でもとばっちりを受ける側になればそうも言ってられない。韓国の火災でも21人が有毒ガスを吸って病院に運ばれ、30台前後が全焼したという。この場合、全額が保険の対象になるかといえば、なかなか難しいそうな。そもそも誰の責任かハッキリしない限り、誰の保険を使うかという問題になると思う。幸い我が国はメルセデスの電気自動車は少ない。今のうちに対策したらいいのに。

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1 Responses to “メルセデス、韓国で「燃える電池」を積んでるのに対策しなかったということで訴えられる!”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    最悪の場合、ヨーロッパ製のBEVはかつてのディーゼルのようにブーメランになってしまうか、輸出先から関税を掛けられてしまうかもしれませんね。
    まあ、前者は不買運動、後者は禁輸処置ともいいますが。
    知っててやっていたなら先述のディーゼルゲートにすごく似ている話です。
    EUは中国製BEV・それ用のバッテリーに関税をかけたところ。そこから調達したバッテリーから火が出たのだから意味深なものを感じてしまいます。
    欧州の国々はアジアの国々を植民地くらいにしか思っていないところがいろいろなレギュレーションにありますからね。仕返しに毒でも盛られたのでは。
    日本はベンツへの信頼は騙されているのではと思うほど高いですが、中身が中国製だとか出回ると話は別です。ぜんぜん売れてないですから。

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