WRCジャパンに来てます。多くの人から「なんで出場していないんですか?」と聞かれます~
WRCジャパンに来ている。今年はクルマの整備も行い出場する気100%だったものの、フタを開けてみたらエントリー費が99万円+保険22万円に、WRCのレギュレーションだと普通のハイオクで良い私の車輌も日本戦だけワークス勢と同じリッター2000円の燃料を使わなければならないなど(その上でホテル150万円。食費100万円等々)、完全に予算ドボンで断念した次第。
出場を見合わせたチームも少なくなかったらしく、フタを開けてみたらWRCクラス25台+国内クラス7台というWRCと思えないくらい貧弱な台数だった。エントリー費高騰の理由として挙げられていた「サービスパークが狭いため」も、こ~んなにガラガラ。豊田スタジアムといえば、豊田市の対応が悪いと言うことから皆さんで「やめましょうや」と物販ブースの出店を見合わせたそうで、閑散としてました。
3年ほど前、豊田市が主催する方向で話をしている際、開催を仕切る中神さんに「豊田スタジアムのレンタルにお金が掛かるだろうから豊田市駅前の道をサービスパークに使ったらどうか?」と意見具申したがヤル気無し。その後、豊田市長に聞いたら市道だから占有出来るとのこと。実際、今年は豊田市駅前の市道はイベント広場になっており大賑わい。ここにサービスを置けば欧州みたいになります。
嬉しいことにWRC人気はなかなか! 名古屋城の近所で行われたデモランやセレモニアルスタートは、ほとんど宣伝していないのにも関わらずたくさんの人がやってきた。リエゾンの観客数も相変わらず多い。加えてラリー関係者(豊田市ではない)の努力によりステージが徐々に良くなってきている。ラリーコース沿道に住んでいる皆さんも、徐々に理解が進み、歓迎してくれるようになってきた。
成功の兆しは山ほどある。サービスパークを駅前に移せばお金掛からず、コース近くにオートキャンプ場など推奨したら(ノウハウを教えるだけで十分かと)、観戦客は増えるし地元にお金だって落ちる。経済効果ドカンと出てきます。海外からのチームには「車輌と部品入れたコンテナ送ってくれればOK。全て込みの参戦費用500万円」みたいなパッケージを提示すればエントリー台数増えると思う。
豊田市は赤字を嫌いドンドン規模を縮小している。観客も絞ってる。しょっぱくなるばかり。驚くことにエントリー費すら重要な収入源と考えている。そんなちっちゃいことを考えているWRC主催者なんか聞いたこと無い。これだけ魅力的なコンテンツなんだから,集客を増やせばいいだけ。トヨタの願いは「日本の自動車文化を創ること」。主催者は「開催出来さえすればいい」と思ってるように見えます。
開催契約は3年も残っている。抜本的な見直しをしないと「やっぱり日本は自動車文化を育てられないな」と思われちゃいます。
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