クルマの登録台数は微増。クルマの整備士は急減少! このままだと修理も順番待ちに!

日本全体で見ると自動車の保有台数は増えているのだけれど、整備士の人数を見ると減る一方。高齢で引退したり、後継者不足により廃業する整備工場が急増していたりするうえ、これから整備士になろうという若手も急減しているためだ。自動車の整備士を育成している機関(自動車大学校など)はどこも定員に届かない。このままだと自動車のメインテナンスにも困る状況になってきた。

以下、危機的な状況を紹介しておきたい。先日のこと、知人が隣に駐まっていたクルマのドアを凹ませてしまった。幸い保険に入っていたので修理してもらったところ、驚く金額だったという。ドアそのものの修理代は18万7000円だったのに、レンタカー代金として26万4000円もかかっていた。通常、板金にしてもドア交換にしても塗装を含め3日間くらいあれば終わる。<続きを読む>

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4 Responses to “クルマの登録台数は微増。クルマの整備士は急減少! このままだと修理も順番待ちに!”

  1. 猫まんま より:

    もう10年以上前から言われてましたね。板金業界は高齢者ばかりで若手の成り手が居ない。3Kと呼ばれたキツイ汚い危険と言われた業界です。若手を育ててこなかった報いが来たわけです。業界自体も零細企業ばかりで新人が入ってもろくな待遇もせずに使い捨ててとうとう自滅しました。仕事的にはやりがいもあって面白いんですがとにかく待遇が悪い。おまけに塗装でシンナー使ってると肝臓とかも悪くなりますしね。そりゃ若手も敬遠しますよね。介護業界と一緒です。ビッグモーターのようにアコギな商売やってぼろ儲けしても社員に還元はせずにトップが潤うだけ。板金業界に限ったことではなく日本の企業が社員を使い潰すことしかできないから今の現状があると思います。

  2. タイコ より:

    本話題と関係の無い事を書き込んで申し訳ないのですが、整備つながりということで。
    数日前「車検ステッカー貼り付け位置が運転手の目の前に」というニュースがSNSでかなり話題になっていました。
    「無車検運行の防止対策(国交省)」つまり運転手に期限を忘れさせないためということのようです。
    上方の信号機など運転の視界を遮りかねない場所。またはドライブレコーダーの一等地に貼らせる新規則。
    フロントスクリーンの上部に遮光用のブルー塗色がされている場合、その塗色部分を避けたところに貼らねばならないといった噂も流れ、心配している人も見かけました。
    以前に「パブリックコメント」を受け付けたそうですが、さすがに気が付きませんでした。と言いますか、パブリックコメントで人様に聞く以前の問題だろうと思うのですが。

  3. yukibon より:

    保育士同様、自動車整備士の低賃金問題があります。
    すぐに「ぼったくり」だとSNSで騒ぐ「クルマ好き(笑)」の存在も影響しているかと思っていたのですが、整備工賃は徐々に見直されつつある一方、BP(板金塗装)工はさらに厳しいらしく。
    BPのレバーレートが低いままなのは、保険屋が認めないというのが影響してるようです。

  4. トヨタ車ユーザー より:

    日常の車の板金・整備は低賃金で、レストアだ~職人技だだ~となると、最近のクラシックカーブームもあり納期のびのび、ぼったくり並みの料金になっている気がして。
    2極化と言うか、まあお金を取れる方の人は「技を持っているんだからお前らとは違う」とおっしゃるのでしょうが、業界してどちらをスタンダートでやっていくのか話し合ってはいかがでしょうと思うと気があります。

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