リーフ シロクマ
早起きして原稿書き。午前中、主として海外向けの情報発信をしている共同通信の記者の方が来訪され、2時間ほど最新のジドウシャギョウカイの動向などについてあれこれ。やはり自動車情報はニュースになるそうな。帰り際、アメリカで放送されている日産リーフのTVCFを激賞してました。
曰く「北極海の氷の上に住んでいるシロクマは温暖化によって居場所が無くなってしまいます。流氷の上にポツンとシロクマがうなだれるているシーン、哀れです。その氷も溶けたんでしょう。長い距離を一生懸命泳いで海を渡り、アラスカに。そこから山を越え、道路の下で雨宿りをし、時には道路を走るトラックに吠えたりします。
長い旅の末、ニューヨークへ。さらに南下を続け、やがて住宅地にたどり着くんですけれど、一軒のガレージにリーフが止まっています。会社に行くためなのか、家の中から品の良いジェントルマンが出てくる。するとリーフの背後に隠れていたシロクマは背後から立って襲います‥‥」。ここから動画を御覧いただきたく。
とっても良くできたイメージCFだと感心しきり。TOPで書いた通り、電気自動車のクリーン度はどんな電力を使うかで決まってくる。火力発電所で作った電力なら、送電ロスなどのブンを考えればハイブリッドの方が効率よい。残念ながら日本のマヌケな電力政策のおかげで余っている深夜電力を電気自動車に使うことは出来ません。
デンキギョウカイは「ジャーナリズムがないと国や企業のいいなりになってしまう」というショーケースみたいなもの。もう一つ。コリズムの「ETCコラム」に対し、西日本高速道路会社から「HPを改善して頂きたい」という強い申し出があったそうな。内容は軽自動車用にセットアップしたETC車載器を2輪で使うことは黙認していない、だって。
笑うべきところは、コリズムのコラム中の2輪の部分だけ書き直せと言ってきている点。そんじゃ「ナンバーとETC車載器の登録情報のマッチングをやっていない」と書いてあるのは認めるのか? そもそも「2輪 自主運用 ETC」で検索したら、いくらでも使っている人が居て、一人も捕まっていないのに。
この件、ヤブヘビになるので首都高や東日本高速道路会社なら相手にしないだろう。西日本高速道路は振り上げたコブシをどうするのか? 基本的にはバイク用の安価なETC車載器を用意していない、という点こそ問題。参考までに書いておくと、取り付け店まで指定されており、4万円くらい掛かるのだ。
・東日本高速道路会社の正式見解。これを黙認という。
悔しかったら西日本高速道路会社は軽自動車ETCで通行したバイクを捕まえてみればいい。果たしてどんな罪にするのか? 金額的な損失無いから詐欺にならん。単なる契約違反じゃ刑事罰は不可能です。私のように「社会悪」でないオタンコは、関わり合いにならないのが一番利口だと思います。
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そのCMは、銀座の日産ギャラリーで見ました。
でも、そんなに良いかなぁ?
既に日産全車が電気自動車になっていればグランプリ物かもしれません。でも今の時点では、日産は化石燃料の車を年に何百万台も売っているのだから、シロクマ(温暖化)に対して白々しいというか、自覚がないというか、「天ツバ」にしか見えませんでした。
原発て、そんなにクリーンでしたっけ?
廃棄物の問題も、クリアーしていないし。
あのCMは違和感ばりばり。
しろくまが、他の土地で生きられるのなら。
対策はいらないです。(普通に考えれば、途中で死ぬ)
夜間電力は、も少し調べてから発言された方が良いかと。
情報を鵜呑みにしない、それがジャーナリストの基本ですよ。
僕は、全家庭が夜間電力に振れても十分に安くできると考えます。
なぜなら、最大出力に合わし全ての機器を設定しているので、ピークを押さえ平準化できる夜間電力活用は、電力会社も望んでいると思うから。
ただ、価格設定がどうなるか?
こいつは、国沢さんの出番です。
火力・原子力も巨大な蒸気機関。
スターリング機関を組み合わせれば、かなり効率UPになると僕はふんでます。
なかなかのCMだと思います。電気自動車が本当に環境にいいのか?電気を作るために環境を壊してないか!?そうおっしゃる方も多いと思いますが、未来に向けて何かをやっていかなければいけないのは確かです!国沢さんが訴えてきたことも、現状ではどうしても満足いくわけではないが、世の中の考え方を変えていかなければいけない!という建設的な意見だと思います。どうしても現状では火力発電や原子力発電に頼らざるをえないかもしれません。ただ、今の現状の石油に100%頼った車社会に何かのきっかけを与えようとしてるのは確かです。日産のCMは、ふと、今まで無意識だった人たちにきっかけを与えてくれるものだと思います。