ハイブリッド並か?

車格を考えれば驚くほど燃費良い新型VWパサートに試乗してみた。結論から書くと「どうしてスバルはレガシィをこういったモデルにしなかったのだろう?」。とにかく徹底してアタマ良いのだ。巡航中は排気タービンでポンピングロスを減らしながら2リッターから2,2リッターくらいのパワー出す。

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普通なら2,4リッター級エンジンが搭載されるDセグメントサイズ

100km/h走行時の燃費は17〜18km/Lといったイメージ。驚くのが首都高のように中速域で流れているような状況での燃費である。加減速を繰り返しても、やっぱり17〜18km/Lをキープするのだった。流れの良い国道だったらコンパクトカーに肉薄する実用燃費になると思う。もちろんアイドルストップも標準装備される。

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122馬力/20、4kgmの1,4リッターターボ

燃費をあまり気にしないで首都高や一般道のミックスを普通に走った時の燃費は14,5km/Lくらい。まぁ新型パサートの平均的な燃費だと考えてよかろう。乗り味は正統派のドイツ車、文句ありません。現行レガシィがこんなクルマだったら、きっと世界的に高いブランドイメージをキープ出来ていたと考えます。

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10・15モードは18,4km/L

同じ車格&価格となるレクサスHS250hやSAIと似たような燃費だと思われる。今度実用燃費比較でもやってみようかしら? 興味のある人はVWのディーラーで試乗してみたらいい。サイドエアバッグや横滑り防止装置、アルミホイール、クルーズコントロールまで標準装備しての324万円は魅力大。

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7 Responses to “ハイブリッド並か?”

  1. ぶん より:

    正直、みんな思ってるでしょう。僕もサーブがロープレッシャーターボエンジンがどうのって話のときにはスバルも2リッターターボやめて1.5リッターターボかハイブリッドをレガシィに搭載すれば良かったのにと思ったモンです。もっとも、トヨタもトヨタでさっさとアイサイトをヴォクシィとかに搭載すればいいのにと思います。

  2. 新世紀 より:

    初代レガシィはユーロサルーン、現行レガシィはアメリカンラグジュアリーといったところでしょうか。代を重ねるたびに大きくなり、市街地の狭い駐車場では扱いに苦労しそうです。
    現行レガシィの性能や装備に不満はありませんが、大きなボディは使い勝手が悪そうで興味を持てません。アメリカではレガシィで通用しても、日本ではアマデウスを名乗るべきだったのではないでしょうか。
    軽4気筒エンジンから水平対抗6気筒スーパーチャージャー付きエンジンを作ればダウンサイジング出来たのでは・・・と勝手に期待してました。
    初代レガシィを見かけるたびに元気を頂いている、今年6回目の車検を受ける予定の3代目レガシィ乗りです。

  3. かず より:

    ヨーロッパの人の中には、ハイブリッドなら電池の材料が産出される時点でエコじゃないとか、EVは元は原発や火力だとか思う方がまだいらっしゃいます。
    ぼくもプリウス乗りとしては、そういう事も含めてトータルとしてはやはり現実的エコカーかとは、思ってますがパサートみたいな車だとなかなかどうしてこんなのも有りだなぁと思います。
    平均化した燃費の良さは、モード燃費に開きのある日本車の悪い所。
    パサートみたいな車だと、落差少なく得した気分になりますね。
    プリウスより上のハイブリッドは、もっと燃費向上しないとウカウカ出来ないですね。

  4. 下澤 淳 より:

    新型パサートにHID付けると 3397500円
    現行レガシィ2,5iLPACが  2635500円
    どちらもHID付きだと価格差  762000円
    パサートは75%減税車ですけど、結構な価格差です。
    私も勿論レガシィに小排気量ターボがあれば面白いと思います。
    スバルは技術力がありますから、VWのようなエンジンも造れると思いますし
    VWのようなハイオク仕様じゃなくレギュラー仕様でも造れると思います。
    トヨタが小排気量ターボを開発してくれても面白いですが、
    やっぱりTHSを搭載するほうが現実的です。
    そうやって本来スバルが好きなはずの私が乗ってる車がプリウスですから
    理想と現実は違うものですね。
    ただ親父の軽トラは車検切れ三ヶ月前倒しでサンバーにしました。
    年末には古いサンバー廃車にして新しいサンバーに乗り換えです。
    私もよく使いますから、あと10年は一応スバリストですが、
    私の真ん中にスバルが帰って来るのを心待ちにしています。

  5. Nankei@ウツボ伝説 より:

    122馬力ということは、ゴルフヴァリアントのトレンドラインと同じエンジンなのですね。
    ゴルフは1.4スーパターボ搭載車があるのに、クラスが上のパサートには設定がないのもなんだか妙な感じもします。

  6. hilo66 より:

    殆どプリウスα(5人乗)に傾いていたのですが、納期が長過ぎて迷っている所にこの車がリリース!!
    早速ヴァリアントのコンフォートラインを試乗しました。
    トルク感,静粛性,スムースさ等々大満足でした。
    気になるのは、車幅の大きさくらいです。
    予算的にハイラインは無理なので、プリウスαかコンフォートかで思案中です。 比べようにもαは試乗できず..
    燃費至上主義ではなく、長く(10年)乗れて満足感の高い事を重要視しています。
    家族は4人でレジャー(スキーも),買い物,たまに通勤で使用します。
    私の中では、4人乗車の高速試乗をしてから、違和感なければ、αよりヴァリアントを選ぼうかと思っています。
    先生ならばどちらがお薦めでしょうか?
    よろしくお願いします。

  7. applefanjp より:

    これまで3年と半年、VWのトゥーランに
    乗ってきました。
    1.4リッター、
    ターボ&スーパーチャージャーと6速湿式DSG。
    基本的なところから燃費とパワーの両立を図ったもので
    国産よりも賢いと思いました。
    日産リーフの登録直前の今でも
    今日、さっきクルマから降りても
    いいクルマだと思います。
    このパサートもその延長線にあるクルマです。
    何度か書いてきましたが
    惜しむらくは、あの「シルヴァ顔」フルライン
    なんですよねぇ。

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